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アクセスログ解析 過去の高負荷時の比較(購入完了ページ)

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9.過去の高負荷時の比較(購入完了ページ)

 

▼アクセス集中時の/top/register/asp/entry3.asp時間単位の比較

アクセス数

ロードアベレージ Average:2.41 Max:103.74

アクセス数

ロードアベレージ Average:0.85 Max:0.85

特定の時間あたりのPV数がだいたい同じくらいの購入完了ページで2つのサンプルを比較してみました。
このサイトはこれまで高負荷対策としてサーバ構成自体の変更や1台あたりのスペックの増強等を運用しながら実施してきたサイトです。
ある1台の負荷を比較してみると過去のLoadAverageはMAXで103まで上昇しているのに対して最近のデータでは0.85という結果が出ています。
低いロードアベレージは大量のアクセスを滞らずに処理出来ている事を意味します。
今回のブログ初回でサーバ構成を説明しましたが、過去を振り返るとサーバ構成が現在とは異なる点がいくつかあります。
まず当初と比較すると非SSLサーバー群の増強(サーバー数を倍に増やす。)
非SSLサーバー群にあった検索サーバーを増やすといった対応実施しています。
さらにトップページが重くタイムセール時やアクセスが多い時間帯に障害が起きていたので
トップページの軽量化を施しています。
当初、CPUの処理待ちが多くロードアベレージが跳ね上がっていたのですが、サーバーを分けることにより 改善したものと考えれます。
下記グラフはCPUを比較したものです。

CPU比較

ロードアベレージがMAX103を記録していた時のCPUグラフです。
視覚的にはちょっと分かりづらいのですが、Maxで172と出ています。
これはCPUコア数が2なので200%中172%まで使われた事を示しています。
そして「Wait」の項目で56とありますがCPU処理待ちが発生している事を示しています。

CPU比較

こちらはサーバ構成が増強されロードアベレージが0.85だった時のグラフです。
MAXで141と記録されていますが、このサーバはハイスペックなものにリプレースされた後のデータで、
CPUコア数が4なので400%中141%という事になります。
「Wait」も発生しておらず処理待ちな状況が発生していない事が分かります。
サーバの構成やスペック等を調整する事により改善した事を示しています。

このようにサイトの成長と共にサーバ構成も状況に応じて変化させる必要があります。
今回のブログはアクセスログ解析を取り上げていますが、それはあくまで一つの材料でしかありません。
CPUやメモリ等リソース面も考慮して行かなければなりません。
その辺りについてはまた別のブログで紹介する機会があればと思います。